稲の種まき

一番最初に種をまくのはハナエチゼンという品種。高温耐性がある品種で、8月の暑い時期でもそれなりに成熟することができるため、田植えも早め、種をまくのも一番早いということです。コシヒカリは暑さに弱いので、もう少し遅く植えます。これが”おいしい、不味い”だけではないお米の品種の特性の1つです。

30度前後のぬるま湯にだいたい20時間ほど浸けておくとお米の胚の部分から芽がちょっと出てくるので、これぐらいになったら土にまいてやります。芽はほんの少し出るだけで良く、これでも少し出すぎでベストとは言えないらしいです。

昨日調整した播種機に苗箱と土、種もみをセットして流してやると自動的に種がまかれた状態の苗箱が出来上がります。

最後に先日組み立てた発芽器に段積みにして入れて終わりです。2~3日保温すると土から芽が出てくるので、そうしたらビニールハウスに移します。

ハナエチゼンの種籾の準備が終わったので、次にモチ米の準備に入ります。田植えをする順番に次々と”種の準備→種まき→育苗”を6月までずっと続けます。

 

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