梅雨が明けてからまだ1週間も経っていませんが、雲が無いだけで尋常なないくらい暑く、外作業がメインの農業にとってはとっても厳しい時期です。
6月中旬頃の一番最後に植えた稲もようやく穂づくりが始まりました。通常よりも1ヵ月近く遅植えをしているので、稲株もかなり小ぶりです。
梅雨がなかなか明けないので遅くなってしまいましたが、今日は穂肥を散布。散布機に肥料を入るだけ詰めて、それを背負って田んぼの畦道や田んぼの中を歩きます。だいたい30~40kgの荷物になるので、この炎天下だと1回背負っただけで汗だくになります。
美味しいお米作りには必須の穂肥ですが、時期と量を決めるのがたいへん難しく、毎年田んぼごとに変わります。お米は肥料をやりすぎるとマズくなり、少なすぎると小粒になったり乳白米が増えたりします。穂を作って、お米が成熟するまでのギリギリの窒素分(タンパク質)を与えるのが一番なのですが、それが毎年の成育状況や気候によって異なるので、穂肥は作業内容もそうなのですが、いつも苦労します。
この暑さで早生品種は20日ぐらいから稲刈りが出来そうなくらいになってきました。穂肥も草刈りも一段落したので、そろそろ稲刈りの準備に入ります。