モミすり お米の収穫後の後始末

8月も後半になると雨の日が多くなってきました。稲の収穫期はだいたい毎年このような感じなので、晴れた日を狙って稲刈り、雨の日はその後始末という作業になります。

ということで、今週は2日間だけ稲刈りが出来たので、収穫した分のモミすりをします。

モミすりというのは、その名の通りモミ(殻付きの玄米)を狭いゴムロールの間を通して、その摩擦(擦り合わせ)で殻を剥く工程です。

モミすり機を通すと殻が取れて玄米になります。このままでも炊飯して食べることはできますが、この段階の玄米は白っぽかったり黒かったりといろんな色のお米が混じっています。また、小石や細かい雑草の種などが混じっているのでそれらを取り除いてきれいにします。

まず、石抜き。お米の中には見ただけではわからないくらいたくさんの石が混じっています。これをやらないとごはんに石が混じって、歯が欠けます。地面が柔らかい田んぼの稲を刈ると稲と一緒に泥も入ってしまうので、石が混じりやすくなります。

次に網を通して通常の玄米よりも小さいものを取り除きます。緑色をした未熟米、割れたお米、雑草の種子などが取り除かれます。取り除いたものは網下米といい、これはこれで利用価値があります。

さらに色彩選別機を通して通常の玄米とは異なる色をしたお米を取り除きます。黒点米、死米、乳白米、着色米が取り除かれ、この作業をすると玄米が見違えるようにきれいになります。カメムシ防除の農薬散布よりも色彩選別をした方が効果があるくらい黒点米は減ります。

最終的にこのような感じの玄米になります。今年の早生品種は乳白米が多め。色彩選別でも取りきれないくらいたくさん入っています。

最後に30kgづつ袋に詰めて出荷または保管となります。昔は米俵1つで1俵(60kg)だったらしいのでその半分なのですが、それでも30kgは重いです。何百、何千袋と扱うので、上手に持ち上げないと腰を痛めます。20kgの袋にならないでしょうか。

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