追肥

ハナエチゼンの田植えから2か月、あと40~50日ほどで稲刈りです。もうちょっとで穂が出るので、大きな穂をつけさせるための穂肥をやります。

田植えから2か月も経つと3~4本の苗がこれだけの大株に育ちます。ハナエチゼンは農協出荷なのでとにかく収量が欲しい。そのため、チッソ成分たっぷりの追肥です。味は犠牲になりますが・・・。

チッソは稲の中でタンパク質に合成されます。穂ができるとタンパク質はお米に蓄積されるようになります。タンパク質は水を通さないので、タンパク質が多いお米は吸水率が悪く、炊いてもふっくらしません。食味を上げるためは、如何にこのたんぱく質を減らすかが最重要ポイントです。

動力散布機に肥料を20kgほど詰め込んで背負うと、それだけで汗がでます。田んぼによっては泥の中を歩かないといけない場所もあるので、梅雨の時期だと息苦しくてフラフラになります。

鹿柵用のネットがホースにすらえるので邪魔です。

※「すらえる」という語句が変換できないので調べてみたら福井の方言みたいです。昔から当たり前のように言っていたのでわからなかったのですが、「すれる(摺れる)」が標準語みたいです。

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