梅雨が明けていないにもかかわらず、真夏のような日々が続いています。その上、雨も全く降らないので、そろそろ水不足警報が出そうです。
誰もいない夏の田んぼ。日影が全く無いので、夏の日中に作業をする人はまずいません。が、専業農家は「暑いから休み」なんてことは言っていられないので、炎天下でも草刈りぐらいはやっています。
この時期の田んぼは水張りを終わらせて田んぼを乾かし、田んぼを畑のように変えていきます。ドロドロの田んぼを普通に歩けるくらいに一度固めるので、あんまり水はいらないと言えばいらないのですが、川水の乏しさを見るとやっぱり心配になりますね。
この暑さの影響か、今年は穂が出るのが異常に早いです。これは早生品種の「ハナエチゼン」例年なら7月20日過ぎぐらいに穂が出始めるのに今年は10日前から穂が出始めました。”本当に異常な出来事”で、どんなお米が収穫できるのか不安でなりません。収穫は早くなりますが、品質や食味はおそらく悪いでしょうね。