今年の夏も雨降らないですね

この2ヶ月間、まともに雨が降ったという記憶がありません。梅雨時期も雨が全くと言っていいほど降らなかったので、田んぼも川も空っからです。

パイプラインが整備された田んぼはまだ良いのですが、山間部などは昔ながらの用水路を用いて入水をしています。この用水路の上流は山間部を流れる小川やため池に繋がっています。ですが、その水も限界でとうとう水も枯れました。

入水できないと田面が乾いていき、稲もよれよれになっていきます。

ここまで地面が真っ白になって稲も枯れかけたのは初めてかもしれません。ギリギリ生きているという感じ。稲にとっても水は命です。

最終手段は田んぼよりも低い位置を流れる川からポンプを使っての入水。手間や時間はかかりますが、川に隣接している田んぼはこれができるからまだマシです。この川も別のタメ池から流れてきているので、その水が無くなったら収穫前に稲が完全に枯れます。

夏時期は雨の心配ばかりしています。9月になると雨が降ると稲刈りが出来なくなるので、逆の心配になるのが心苦しいです。

パイプライン用水の安心感。ですが、これも取水制限がかかりました。水圧が落ちる、入水日のローテーションなどになりますが、水が田んぼに入れられるだけで気分的には圧倒的に楽です。

それにしても今年は出穂も早かったのですが、稲が色づくのも早すぎです。早いところだとお盆前にも稲刈りが始まりそうです。新米も8月後半から出回りそうですね。

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