飼料米の稲刈り

今日は飼料米の稲刈りです。飼料米とは、私たちの主食用のお米でも加工品用のお米でもなく、家畜が食べるお米です。お米が変化して、いづれ肉や卵、牛乳などになって私たちの食卓に並びます。

今日の稲刈りはいつもと違って飼料米の「夢あおば」と言う品種を収穫します。栽培方法はとにかく「量」を採るための窒素肥料重視の肥料設計です。こういった栽培方法で作ったお米は私たちが食べてもボソボソして美味しくないです。

稲刈り前に、邪魔になる電気柵や防獣ネットを取り外します。イノシシが出る田んぼは、こういった害獣対策をしておかないと稲刈りができなくなるくらい酷いことになってしまいます。

稲刈りはコンバインに乗っている人以外はあまりすることが無いのですが、機械が入れない、田んぼの隅だけ鎌で刈るくらいです。

いい色をしています。

田んぼの外周からぐるぐる回るように刈っていきます。

稲刈りのコツは、田んぼを良く乾かしておくことです。これができていないとコンバインが泥にはまったり、稲が株ごと抜けて機械に詰まったりと、とにかく時間がかかってしまいます。

コンバインのタンクがいっぱいになったら、フレコンに籾を入れ替えてカントリーエレベーターへ運搬します。自分のところで乾燥させなくてよいので、乾燥調製を担当している自分としてはとっても楽です。

午後になってだいぶん雲が厚くなってきました。明日は一日雨なので、収穫前のコシヒカリがつぶれないかが心配です。今年のコシヒカリは倒れている田んぼが例年に比べると特に多いような感じがします。

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