暑い日が続いていましたがようやく雨が降り、この暑さもしばらくは落ち着きそうです。これだけ暑いと苗も良く伸びます。
高山農園の育苗方法は基本的にプール育苗なのですが、この暑さで温水プールみたいになっています。冷やさないといけないので、ビニールハウスは日中も夜間も全開です。苗がある程度大きくなっていれば雨が降ってもビニールハウスのシートは開けっ放しです。
ここまで順調だった訳ではなく、失敗もそこそこあります。これは苗箱の一部が発芽不良で発芽しなかったもの。加温して出芽させる器具を使用すると稀に数枚だけ起きます。葉先がちょっと枯れているので、恐らく高温に当たって根がやられてしまったのかもしれません。
これは種もみと根が土から飛び出してしまったものです。有機肥料入りの床土を使うと発芽障害に遭いやすいので、このように飛び出してしまいます。この程度ならプールに浸けてしまえば落ち着くので問題なしです。
ちなみにこれは古代米の黒米です。この段階だと他の品種と区別がつかないので間違わないように注意です。昨年は緑米と間違えてしまいました。
こちらはタンチョウモチ(もち米)の苗。スカスカですが無農薬栽培なので苗の段階から通気性が良くなるようにしてあります。
とりあえず今日までで2500枚ほど苗の準備が終わりました。次からはようやくコシヒカリの準備に入ります。来週から田植えが始まるのでまだまだ忙しくなりそうです。