そろそろ5月の大型連休の時期ですが、稲作農家にとっては田植え週間です。専業農家はもちろんですが、農業以外の仕事と兼業で田んぼをやっている人も結構いるので、この連休中に初回の田植えを行う感じです。
田植え機と除草機の整備と試運転。1年ぶりに動かすので、「動かなかったらどうしよう」、というのはエンジンをかけるときに毎年思います。田植え機は昨年新車でキレイしたが、1年使うと”ありふれた感じ”の普通の田植え機になってしまいますね。農業用の機械は普通車以上に高い物がほとんどなので、大切に使いたいです。
これは一番最初に植える「ハナエチゼン」という品種の苗。4月はずっと暑かったので伸びすぎなくらい。大きい苗というのは見栄えはいいのですが、田面にまっすぐに刺さらなかったり、軟弱なのであまり良くはないです。育苗の温度管理、水管理はとっても難しいです。
有機圃場にある巣塔のコウノトリはというと、いつの間にか3羽生まれていました。前回はダメだっただけにようやくといった感じです。このまま巣立つまで行ければいいのですが、餌が少なくて育てられない場合は弱いヒナを”子殺し”することもあったり、カラスや鳶が狙っていたりと、自然界はかなり厳しいみたいです。ヒナが大きくなるまでは様子見です。
