主にイノシシやシカが田んぼの害獣で、こういった動物に狙われた田んぼは収穫ができないくらいのひどい状態になるので、早いうちから対策をします。
この時期の問題はというとシカで、分げつが始まって少し大きくなった苗を食べてしまいます。イノシシは足が短いので、水を張った田んぼにはまず入らないのですが、シカは1mぐらいの柵なら簡単に跳び越えて入ってきてしまうので、その対策をします。
最低2.5mの高さまで紐や防獣ネットで田んぼをぐるりと覆います。これくらいの高さにしないと簡単に入られてしまうので、けっこう大変です。
山間部や山すその田んぼだと必ずと言っていいほどイノシシやシカが出没するので、こういった田んぼで栽培をするのは手間と労力がかかります。まったく対策をしないと安全な田んぼだと思って毎日のように食べに来るのでどうしてもやる必要があり、何とかならないものかとは常々思っています。