遅くなりましたが、29年度の特別栽培米の残留農薬検査と放射能検査の検査結果です。どちらとも未検出でした。
残留農薬検査について
まず、残留農薬検査は「お米に含まれるすべての農薬成分を検出する」のではなく、「特定の農薬成分が含まれているかを検査項目の数だけ調べる」検査です。そのため、検査機関によって検査の有効性や精度が異なります。
今回の検査では、250項目の農薬成分について検査し、試験対象農薬は未検出という結果がでています。
特別栽培と残留農薬検査
特別栽培農産物は、農産物の栽培で使用した農薬成分を表示する義務があります。高山農園でも使用した農薬成分をホームページにて表示しております。
栽培で使用した農薬成分名と残留農薬検査のリストにある同じ農薬成分名を見てもらえれば、栽培で使用した農薬の残留分は未検出(検出下限以下)であることが確認できると思います。(その他の246項目についてはおまけです。)
クロチアニジン | 殺虫 | 1回 |
イソチアニル | 殺菌 | 1回 |
ピラクロニル | 除草 | 1回 |
プロピリスルフロン | 除草 | 1回 |
試料の採取方法について
高山農園の特別栽培は全ての品種で同じ農薬、同じ使用量(回数)です。そのため、特別栽培米の全品種混合で検査をしております。(各品種ごとに5検体づつ混合しております。)