3月になると日に日に暖かく過ごしやすくなってました。外作業をしていると暖かいというよりは暑いです。育苗開始まではまだ少し時間があるので、余裕のあるうちに雑務をしておきます。
水栓の修理。各田んぼにはこのような水栓が付いていて、この蛇口をひねれば水が出てきます。昔と比べるととっても便利になりました。が、結構部品が劣化して水漏れもよくするので、全部の田んぼを回って修理です。
続いて、水路の掃除。枯草や泥が溜まっているので、
小型のスコップで泥上げです。これがかなりきつい作業で、冬の間になまった体にはつらいです。力任せに持ち上げると腰を痛めるので、膝を使ってちょっと工夫して作業をしています。
山裾の常に水が流れてくるような水路も泥上げをしておきます。こういう場所は自然のビオトープみたいになっていて、
カニや、
特大のドジョウ、
白いザリガニ?など、様々な生き物が住んでいます。自分が子供の頃はこういった場所でザリガニやカエルを捕まえて遊んでいたことを思い出しました。最近だと田舎でもまずこんな遊びをしている子はいないので、少し残念に思います。自然の土や水、生き物に触れる機会というのもこれから益々減っていくのでしょうか。