今年はいつの間にか梅雨に入っていたみたいで、一昨日は前線通過の大雨でした。
重たそうな色をした梅雨空です。かなり強めの雨が降ったり止んだりの一日でした。6月と9月は雨が多く、ちょうど田植えと稲刈りの時期に重なるので、外作業がメインの農業にとっては困りものです。
この田植えの時期の雨でちょっと気がかりなのが用水路。用水路とは農地で使用する水を入れるための水路で、農地よりも少し高いところにあります。逆に排水路は低くなっています。この水路に刈った後の草やゴミ、泥などが詰まって田んぼに水がどっと入ってくることがあります。特に田植え直後の田んぼだと、除草剤や苗が流されてしまうのでとっても困ります。山ぎわの田んぼだと、大雨で土砂が流入なんてこともあります。
原因の1つはこのパイプライン用水。最近の田んぼには蛇口がついていて、バルブをひねるだけできれいな水を使うことができます。そのため、用水路をわざわざ使う必要が無いので誰も水路の掃除をしなくなり、大雨が降ると詰まって泥水が大量に・・・ということです。