先日、今年初めての種まきを行いました。まずは日本晴から。種まき~出芽、ビニールハウスへの苗運搬の作業記録です。
高山農園の稲の育苗は全てマット苗です。以前ポット苗も試してみたことがあったのですが、ポット苗は苗代の準備と田植時の苗運搬が手間なのと、苗枚数も多くなってしまうので、作業効率の関係からやや密苗気味のマット苗です。種まきは機械がほぼ自動でやってくれるので、人間は土や種を機械に補給するだけ。
種をまき終わったら土から芽が出てくるまで保温します。加湿ヒーター付きの保温器で2~3日ほど。
種まき後の苗箱はこのような感じ。種からは芽が出ているので、次に土から芽が伸びてくるのを待ちます。
だいたい土から1cmほど目が伸びてきたらビニールハウスに移します。
プール育苗用のシートの上に苗箱を並べていきます。土がぎっしり詰まった苗箱は5kg以上あるので、何百枚と並べると腰が痛くなります。
最後に遮光用のシートを掛けてとりあえず終了。
保温器の中は真っ暗なので、出したばかりの稲の芽も真っ白。陽の光に当たるとゆっくりと緑色になっていきますが、いきなり強い陽に当たると障害が出るので、やや遮光性のあるシートをしばらく掛けておきます。これからとってもたいへんな育苗が始まります。