ハナエチゼンの種まき後の続きです。
芽出しのために保温をしてからだいたい3日ぐらいで土から芽が伸びてきます。芽出しの機械の中は真っ暗なので、出たばかりの芽も真っ白。これが日光に当たると緑色に変化していきます。「もやし」が真っ白なのと一緒です。
ビニールハウスの床に育苗箱を手作業で並べていきます。これがかなりの重労働で、土って意外と重たいです。土に触れる機会なんて農業をやっている人以外ではあるのでしょうか?
気温チェック。晴天だと朝9時で育苗ハウス内は40度。気温と地温は少し違いますが、暑いことには変わりないので、育苗中は25度前後に保てるように管理します。と言っても5月になれば外気も30度近くになってしまうので理想通りにはいきませんが・・・。
苗出し後、さらに3日ほどで1葉目が出てきます。今度は最初から日光に当たっているので葉っぱも緑色。
1枚目の葉っぱが開いてきたら、育苗箱の側面に木枠を当ててビニールシートでプールを作り、
水を張ります。これでハナエチゼンの育苗でやることはほぼ完了。後は田植えまでまでプールの水が無くならないようにするだけ。この段階で苗に問題がなければ田植えまでに失敗するということはまず無いので、とりあえず一安心です。次は早植えのコシヒカリの準備に入ります。