シーズン終わりの大清掃

今年の稲刈りとモミすりが終わり、お米の後始末がすべて終わったので、その作業で使用した機械と施設内の清掃をまとめて行います。

掃除の基本ということで、高いところから埃を落としていきます。施設で一番高いのは乾燥機の屋根。地面から6m以上あるので結構怖いですが、埃や飛び散ったモミが散乱しているので出来るだけきれいにしていきます。

乾燥機の内部もゴミだらけ。通常開けない場所ほどゴミが溜まっているので、機械は可能な限りバラして清掃します。

外せるものはすべて外します。清掃しながら機械の分解と組み立てを繰り返していくと、不思議と機械の仕組みが理解できるようになり、機械の使用中にモミが詰まっても自分でなんとかできるようになります。

施設の上から順番に清掃して、最後は床。お米の乾燥調製施設は稲作農業の最終工程ですが、これでも食品加工の最上流になるので、できるだけ機械だけでなく施設内もきれいな状態を保つようにしています。お米が残留しているとネズミが住み着いたり、虫が発生したりと良くないことが多々あります。

機械の中に残ったお米。品種ごとや栽培区分の区切りごとに清掃をしていると、けっこうな量の玄米が溜まります。捨てるのももったいないので、最後に全部を混ぜてブレンド米にします。だいたいどの農家さんもこれを食べます。ブレンド米というとマズいというイメージがありますが、このような本来のブレンド米は食感のバランスがとれていて美味しいです。

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