本格的に梅雨も明け、毎日暑い日が続いています。この時期になるとイノシシの活動も活発になり、田んぼにも入ってくるようになります。なので、そろそろイノシシ対策の準備をします。
イノシシが田んぼの中を歩いた跡。これくらいならまだ良いのですが、イノシシは安全だとわかると毎日のように集団でやってくるので、対策をしないと収穫できる稲が無くなります。
どこからやってくるのかというと、基本的に山から川沿いを歩いてきます。そして、堤防のちょっとしたでっぱりを利用して器用に登ってきます。この川の堤防は3mぐらいあるのですが、これぐらいならイノシシにとっては余裕です。
イノシシ対策には経験上、電気柵が一番良いと思います。電気柵を設置するために、まずは草を刈ります。電気柵の一番の問題は、草があるとそちらの方に電気が流れてしまって電圧が落ちるので、こまめに草を刈る必要があることです。
電気柵を設置。支柱を数メートルおきに立てて、電線を張り、電源を設置して終了です。さらにこの電気柵に沿わせて防獣ネットなどを張るとまずイノシシが入ってくることはなくなります。面倒ですが、稲を守るためにはどうしてもやらないといけないので仕方がないです。