そろそろ育苗の準備に入ります

暖かい日が続くかと思うと、アラレが降る真冬のような寒い日になったりと、気温差が激しい3月の福井県越前市です。来週から落ち着いた春の陽気になるみたいなので、そろそろ今年の育苗の準備に入ります。

まずは今年も「ハナエチゼン」という品種の消毒から始めます。通常は昨年の収穫時に自家採種した種もみを使いまわすのですが、何年かに一度、品種更新のために購入した種もみを使用します。販売している有名な品種の種もみはほどんどは富山県産で、種もみ生産全国一位らしいです。

購入モミ。自家採種したものだと着色やカメムシ、スズメの害でひどい状態のものが多いのですが、これはさすがにキレイです。選別しなくてもこのまま使えます。

種籾の消毒に、昨年まではお湯で消毒する「温湯消毒」をしていたのですが、このハナエチゼンという品種だけはなぜかうまくできないので、今年は薬剤消毒を試してみます。

昔はこれが当たり前の種子消毒だったのですが、自分はこれをするのは初めてなのので、うまくいくか不安ではあります。昔はもっと薬剤の色がエグイ青色をしていたと思うのですが、だいぶんマシになったと思います。

薬剤を水に溶かして、種モミの入った袋を沈めるだけ。温湯消毒なら1回に10分かかるところ、10分で全部終わってしまいました。このまま24時間漬け置きます。

来週からビニールハウスのシートも張り始めるので、そろそろこちらも準備に入ります。1回目の種蒔きは今月末の予定です。

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