稲刈りの準備

来週から一番最初に植えた「ハナエチゼン」という品種の稲刈りをする予定です。そろそろ乾燥・調製施設の準備にとりかかります。

高山農園の調製施設です。普段は物置になっているので結構バタバタしています。

稲刈り後のお米はそのまま食べることができません。乾燥させて、お米の殻を取って、小石やゴミ、草の種を取り除いて、規格外のお米を分けてようやくスーパーで見かけるようなお米になります。収穫後から、出荷・販売ができるようになるまでの一連の作業を「調製作業」と言います。

調整ではなく調製で、ちょっとだけ漢字が違うのでよく間違います。お米を玄米で購入されているお客さんは米袋の裏に貼ってあるシールに「調製年月日」という欄があると思いますが、それがこの作業の最終日のことです。

まず、使わなくて余った肥料をどけます。買った肥料は毎年使い切るのがいちばん良いのですが、余ると来年までとっておかないといけないので、栽培が終わると割と邪魔になります。外に置くわけにもいかないし、そのままにしておくと虫が湧いたりもするし・・・。

 

次に、昨年仕舞っておいた調製用の機械を出してきます。調製作業は全て機械作業なので、結構な数になります。昔は、「乾燥機」と「籾すり機」と袋詰め用の「量り」さえあれば何とかなったのですが、今は「綺麗なお米」でないとだめなので、いろんな機械が必要です。

 

昨年の使用後に清掃をした機械ですが、使用前にもう一度清掃をします。昨年はこれ以上は何も出てこないくらい綺麗にしたと思っていても、今年掃除をするとまたゴミやモミ殻などが出てきます。毎回不思議に思います。

とりあえずは機械の清掃までは終わりです。次はそれぞれの機械をつないでいきます。

 

 

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