平成26年度の高山農園のお米作りのまとめ。その2です。
【2014.5.3】ハナエチゼンの苗
種をまいてから約1ヶ月でこれくらいの苗になります。プールに水を張っておくだけで手間がかからないので本当に楽です。
ちょっと肥料切れで下葉が黄色くなっていますが、長さはまずます、茎と根が太くしっかりとしています。
【2014.5.28】苗 いろいろ
無農薬栽培で使用するコシヒカリの苗。田んぼの中で育苗中です。
減農薬のコシヒカリの苗。暑いので、側面のシートは常にはずしてあります。
左がにこまる、右があきさかりの苗です。苗の段階では品種の区別がつかないので混同しないようにします。
高温期は病気が発生しやすく、管理が難しいです。
【2014.6.13】コシヒカリ田植え
減農薬のコシヒカリの田植え。当農園の減農薬米はこの田植え時に散布する水田内除草剤で農薬使用は最後になります。
田植えまでにどういった農薬を使用したかというと、種まき時に種籾の殺菌消毒、いもち病予防薬があります。
以後、収穫まで一切の農薬は使用しません。これがうちの減農薬米です。
灰色の四角い箱に張っているのが除草剤。散布しながら植えていきます。
苗の追加をスムーズに行うと、稲を刈るよりも速く植えてしまえます。人手がたくさんあると作業が楽になります。
こちらは無農薬米の田植えです。以前作っておいた肥やしを手で散布しながら植えていきます。
1つの田んぼに300kgぐらい手でまくので、無農薬米の田植えは結構大変です。
隣の田んぼ。植える時期が2週間以上違うとこんなに株が大きくなっています。
【2014.6.30】田んぼの生き物
田植え後は、補植で田んぼに入ることがあるのですが、その時に様々な生き物を見ることがあります。
この時期朝早いと、トンボの羽化がみられます。たくさんの稲の苗にヤゴがくっついています。
カナヘビです。イモリは結構いるのですがこいつが田んぼにいるのは珍しかったので。
ドジョウ。山辺の田んぼにはたくさんいます。平地の田んぼで見かけるのは珍しいです。
名前はわかりませんが、かなり大きな虫だったので。
【2014.7.1】鹿対策
田んぼに鹿が入ったということで、本日の作業は鹿用の紐張りです。
ビニール紐をだいたい2mの高さまで張り、田んぼをぐるっと一周囲みます。鹿は力はありませんがかなりの高さまで跳ぶので、2mぐらいまで何かしらの対策をする必要があります。
まだ植えたての柔らかい稲を食べるみたいで、株の上部分をかじられています。
苗が硬化してしまえば鹿も食べなくなります。おいしいのでしょうか・・・。