育苗ハウスの準備

田んぼの作業と並行して育苗の準備に入ります。稲は基本的に苗を育てて、ある程度大きくなってから田んぼに植えるという方法を行います。最近では直接田んぼに種をまく方法もありますが、”うまく生えない”ということが普通にあるので、今でも苗を作って植える方法が主流です。

4月頃になると日中は暖かいのですが朝晩はかなり冷えるので、その寒さから苗を守るためのビニールで覆われた育苗ハウスを使います。雪国だと雪が積もるため年中ビニールを張りっぱなしということもできないので、毎年、育苗をする時期だけビニールを張るということをしています。画像が曇っているのは湿気がすごいからで、閉め切っているとサウナ状態です。

それから忘れてはいけないのが防風ネット。強風が吹いたときに最悪ビニールが破れたり飛んでしまう場合があるので、それを少しでも防ぎたいということで設置しています。明日がその大荒れの天気になる予報が出ているので、急遽張りました。

もう何年も前ですが、育苗中にビニールを飛ばしたことがあります。何年も使いまわしていた傷んだビニールだったので、強烈な風にやられて接合部に穴が開き、バラバラになって飛んでしまった・・・ということです。それでも育苗中の苗は全く何ともなかったので、それはすごいと思いました。

福井の桜の蕾もだいぶん大きくなってきました。開花まであと1週間くらいでしょうか。

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