田んぼにはたくさんの生き物がいますが、稲刈りをすると必ずやってくる鳥がいます。
まず、シラサギ。まだこの時期でも田んぼにはカエルがたくさんいるので、稲が無くなって見晴らしの良くなった田んぼで餌探しです。
シラサギやアオサギは背も高く、足も長いので、稲を刈った後の株も邪魔にならずスタスタと田んぼの中を歩いて、上手にカエルを捕まえていきます。
次に、トビ(トンビ)。上空をほとんどはばたかずに、風に乗ってゆっくりと旋回していますが、目は常に地上方向、獲物を見つけると急降下してきます。足が短いので、ヨタヨタと・・・田んぼの中を歩くのは苦手そうです。
そして、カラス。田舎のカラスは田んぼんでも餌を探します。いつも単独ではなく集団でやってくるので、体の大きいトビなどにも負けずに縄張り争いをしています。
野生の動物というのは、どこに行けば餌にありつき易いのかを良く知っています。特に、トラクタ-で田んぼを耕している最中には、トラクターの後ろにカラスやサギがゾロゾロとついてまわります。いつも餌にされているカエルにとってはたまったものじゃありませんね。