水田内の除草もそろそろ終わり

無農薬栽培のコシヒカリの田植えからだいたい30日が経ちました。昨年はほとんど田んぼに入らなくても良いくらい雑草が少なかっただけに、今年は除草に苦労しています。

これは田植えから30日目の有機栽培コシヒカリ。まだ稲はスカスカですが、これからの2週間で株は急激に太くなります。田植えから1か月ぐらいが除草の限界で、これ以上やっても大きくなってしまった草は取れないし、これから生えてくるような草は稲の葉の影になって日光が当たらなくなるので障害にならないからです。

また、もう少しすると稲のスルッとしていた根からさらに細かい綿のような根が出てくるので、これを痛めてしまわないように田んぼには出来るだけ入らないようにします。この細かい根が土の養分を可能な限り吸ってくれるので大切にします。

 

これは田植えから40日目の有機栽培ミルキークイーン。見た目ではわかりにくいですが、水面下にコナギがぎっしりです。何とかここまではやってきましたが、これから雑草が養分を横取りし始めるのでどんどん色あせていき、稲の背丈もべごべご(福井の方言でデコボコの意)になっていきます。穂が出るまであと40日ほど。もう少ししたら追肥の時期です。

 

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