6月の後半に梅雨が明けてしまって水不足を心配していましたが、逆に田んぼを乾かす時期になってから雨が続いています。水がもらえるので稲は元気なのですが、田んぼがなかなか乾かなくて困っています。
「梅雨の戻り」なんていう便利な言葉があるようですが、6月の梅雨の間は全く雨が降らなかったので、ようやく梅雨入りしたかな?というような感じがしています。なので、今日は梅雨の中休みみたいな良い天気です。
この時期の田んぼは緑一色ですが、品種ごとにどんどん田んぼの色が黄金色に変わっていきます。
久しぶりの良い天気だったためか、「ハナエチゼン」の穂がきれいに出揃いました。気温が上がると一気に花も咲かせます。
今年はカメムシもやや多めな感じ。田んぼにいるカメムシはほっそりとしたスリムな体形をしています。この虫はお米の汁を吸い、虫害に遭うとお米が黒く変色する、いわゆる黒点米になってしまうのでとても厄介です。カメムシは花粉の匂いにつられてやってくるという話を聞いたことがあるので、出穂期に石灰でもまくと臭い消しになってよいかもしれません。