田植えの後片付けもだいたい終わり、またいつもの草刈り作業に戻ってきました。
4月末に植えたハナエチゼンの苗はもう水面が見えなくなるくらいになってきました。そろそろ田んぼを乾かして穂づくりの準備に入ります。知らない間に最初の田植えから2か月が経っており、忙しいと本当に数か月があっという間、という感じです。1か月後には穂が出て、8月後半には稲刈り開始なので、栽培期間中は休む間もないのが農業という業種のつらいところの1つです。
山間の田んぼはネットと紐ですごいことになっていますが、これはシカ対策です。シカにとって田んぼは餌場なので、何か対策をしないと苗が無くなります。
獣害というと以前はイノシシによる被害が多かったのですが、数年前に豚コレラが流行りだしてからイノシシも個数が減ったのか、イノシシによる被害はほとんどなくなりました。その代わりにシカが多数出るようになり、本当に困っています。
モリアオガエルの卵。カエルの卵というと”太い糸こんにゃく”みたいなものを想像しますが、こんな泡状の塊を作るカエルもいます。この泡の中に卵があって、泡の中でオタマジャクシが生まれます。必ず下に水のある場所に塊を作るので、雨と一緒にオタマジャクシも水面に落ちていくという仕組みです。