古代米の途中経過

無農薬栽培の古代米の田植えからだいたい40日が経ちました。除草と稲の生育経過です。

古代米の圃場。手前の黒っぽいのが黒米で奥の緑の葉が赤米と緑米です。

乗用管理機で田んぼの中をチェーンを引っ張って歩いたので、苗を踏んだところだけ空いています。今年は多めに踏みました。チェーン除草は捕植をしないと気が済まない人には向いていません。

一部クログワイが生えている以外は割ときれいに草を抑えられたと思います。チェーン除草はヒエやコナギなど田んぼの地表面に生えてくる雑草には効果があっても、クログワイやオモダカなど地中深くから生えてくる雑草には効果があまり期待できません。

毎年これくらいで安定すればよいのですが、うまくいくときもあればそうでないときもあるので、その原因を追究するのが課題です。

この時期はトンボの羽化の時期で、早朝に田んぼに来るとヤゴがトンボに脱皮するのを見ることが出来ます。特に無農薬栽培の田んぼは数が多いようで、稲に近づくと一斉に飛び立ちます。秋の稲刈りの季節になると本当に無数の赤トンボが舞うようになります。田んぼというのは稲を育てる場所だけでなく、こういった自然界の小さな生き物を育てる場所でもあります。

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