もち米

なんかバタバタしているうちに12月になってしまいました。農繁期よりも細かい仕事や事務作業が多いので日にちが経つのが早く感じます。

まだ雪は降ってきませんが、朝晩はかなり冷え込むので水を張った田んぼにも氷が張るようになってきました。こんな状態でも水の中の生き物や冬眠中のカエルは死滅しないのですごいです。

北陸地方の冬は気温がとても低い梅雨のような気候。天気が悪い日が多く、寒いうえに湿度も高いのですごく陰鬱です。太平洋側が羨ましいです。

この時期になると毎年年末のお餅の準備に入ります。自家栽培のもち米100%で、種子を発芽させるところから精米作業までの全工程を知っているので、安心して使える材料です。

もち米の玄米は普通のうるち米と違ってかなり着色しているのですが、精米するときれいな白色になります。うるち米とは違った色をしているのは、お米の主成分であるデンプンの分子構造が違うためです。もち米はうるち米には無い”延び”と”粘り”があるというのもその特徴の1つで、この性質を利用して餅が作られます。

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