播種(種蒔き)の準備

先々週から水に漬けてきたハナエチゼンの種籾の芽出しを行います。13度ぐらいの水温でもずっと水に漬けておけば自然と発芽するのですが、種によって発芽する時期がバラバラになるので、少し水温を上げて一気に発芽させます。これを催芽(さいが)と言います。

種子の発芽には、水と温度と酸素が必要です。水は十分に浸種させているので問題ありません。

温度は、積算温度でだいたい100~120度ぐらい必要です。積算温度とは、毎日の平均水温を加算した温度のことで、10度の水だと10日で100度になります。8月の高温期に登熟するハナエチゼンはやや高めの積算温度が必要なので、13度ぐらいで9日間浸種しました。積算温度が100度ぐらいになったら、30度ぐらいのぬるま湯に一晩漬けると発芽が揃うようになります。

一番忘れがちなのが「酸素」で、種籾の2倍ぐらいの水が無いと酸欠になって発芽しにくくなります。発芽しなかった種子はそのまま腐って病気の温床になるので、手間でも水はたっぷり使います。

催芽開始から20時間後の催芽モミ。ちょっと長くやりすぎたみたいで、だいぶん芽が長く伸びてしまいました。伸ばしすぎると折れてしまうので、止めるタイミングが難しいです。

種蒔きに使う土が入った1トンバック。この土は焼いて消毒してあるちょっと特殊な種蒔き用の土で、割と良いお値段がします。育苗箱1箱にだいたい5kg詰めるので、この袋1つで約200枚分の土です。

明日、今年の第1回目の播種(種まき)予定です。問題なくできるでしょうか。

 

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