保温しておいた育苗箱から芽が出てきたので、ビニールハウスに移し替えます。以後、田植えまでビニールハウス内での育苗となります。
発芽器の中は真っ暗で一度も陽に当たっていないので、芽は”もやし”のように真っ白です。この白いのを鞘葉(しょうよう)と言って、この中に1枚目の葉っぱが入っています。稲はチューリップのように巻いてある葉が出てきます。
順にビニールハウスの床に並べていきます。500枚を1時間弱で並び終えました。この土が詰まった育苗箱は1箱あたり約7kgあるので、並び終える頃には腰が痛くなります。
最後に保温と遮光用のシートをかけて終了です。土が十分湿っていれば水はやりません。芽が真っ白の状態では直射日光はきつすぎるので、2~3日ほどシートをかけて陽に慣らしてあげる必要があります。