普通の栽培では、田んぼに除草剤を使用して草が生えないようにしますが、無農薬栽培ではそれができないので代わりに何かしらの方法で雑草対策をする必要があります。高山農園では主にチェーン除草を行っています。
チェーン除草機。と言っても古い田植機の後ろにチェーンをすだれ状に吊るしただけのものです。これで田んぼの中を走ります。
田んぼの土をなぞるというよりはチェーンを水の中で泳がすような感じです。土の上を引っ張ると一緒に苗まで抜けてしまったり苗の上に泥が載ってしまうので、チェーンは若干浮いたような感じで引っ張っていきます。除草前にたっぷりと水を張るのがポイントです。
これだけで土の表面の発芽したばかりの雑草が抜けるらしいです。
Uターンするとどうしてもこんな感じになります。苗を踏んだり轍が出来たりと植えたばかりの田んぼが結構ひどいことになります。補植がたいへんそうです。
古代米の田んぼの作業終了。今日が2回目なので、藻が生える前にもう1回ぐらいは出来そうです。