農業研修へ行ってきました

近くで農業研修のセミナーがあったので参加してきました。題目はGAP(農業行程生産管理)、ポストコシヒカリ、遠藤五一さんの講演の3つです。

会場には120人以上の人が集まっていましたが、参加者のほとんどが60代前後と若い人はほとんどいません。農業のメイン世代が60代なので、だいたい農業セミナーの参加者はいつもこんな感じです。

来年、平成30年にはコシヒカリの次を担う福井の新品種が登場予定ですが、これはその試食です。食べた感じは甘みの強い「あきさかり」です。ごはんだけだと後味が悪いくらい口の中に甘みが残り、個人的には苦手な味です。おにぎりや焼飯、混ぜご飯など加工品に向いていそうな感じがします。炊飯してから半日以上たった状態でどのような食感なのかが気になります。

最後に遠藤五一さんの講演です。実経験をもとにした話なので、わかりやすくて説得力のある内容でした。

美味しいお米作りについて、肥料設計や栽培、乾燥方法など遠藤さんとほぼ同じようなことをやっているのですが、それでも食味や味度に差が出てしまいます。稲作の本場は今や新潟・東北地方です。山形と福井の自然環境が違うというのを考えると、ただ同じことをやっているだけでは追いつくことすらできないと感じました。

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