ハナエチゼン、日本晴と続き、ようやくコシヒカリの準備に入ります。と言っても、別の農家さんへの販売用の苗で、自分たちで植える分はまだ先になります。
これは3月末の一番最初に種をまいたハナエチゼンの苗。1ヶ月の育苗期間を経た4葉の極太苗です。これも別の農家さんの特注品で、苗の期間に寒さを経験させるととても良い苗になります。今年は雪が途中で降ったので、苗もかなり寒かったと思います。下葉が黄色くなって肥料切れなのでもうそろそろ限界です。
先日ビニールハウスへ出した、手前が「にこまる」で奥が古代米の苗。古代米は苗の段階から色が違います。いつも緑色の苗ばかり見ているので、変わった色をしている苗を見るのも面白いです。もう昼も夜もビニールハウスの側面は全開です。
5月の育苗。もう気温が20度を超えるようになるとビニールハウスはいらないのですが、田植え前に雨が降ると苗箱が重たくなるので、雨除け程度に使っています。高温期の苗は播種をして、出芽していない状態でビニールハウスに並べます。
あとは水分が蒸発しないようにシートを掛けて3日ほど置いておけば自然と芽が出てきます。発芽器で加温するより自然に出芽させた方が徒長しにくい苗になるので、コシヒカリなどにはおすすめだと思います。