稲の穂が出ることを出穂(しゅっすい)と言います。近年は毎年暑いのですが、今年はさらに暑いのか、穂が出る時期が例年よりも早いような気がします。
田植え時には1~3本ぐらいだった苗も本数が増え、かなり大きくなりました。これくらいになったら田んぼの水を抜いて乾かしていきます。これからは畑の水分ぐらいで、稲の根にも充分に酸素が行き渡るように管理していきます。
5月初旬に植えたコシヒカリ。穂が出そろって少し垂れてきました。
5月中旬に植えたミルキークイーン。5割ぐらい穂が出てきたでしょうか。種子を発芽させるところから育ててきたので、大きな穂が出てくれるとやっぱり嬉しいですね。
この時期の日中は、田んぼにはほぼ誰もいません。もう残す作業はほぼ稲刈りのみで、あとは朝晩の水管理のみ。とにかく暑いというか日差しで焼けるので、朝と夕方にだけ作業をするといった感じです。気温は35度でも耐えられますが、それよりも日差しがキツイですね。