田んぼの除草

いつも皆さんが見慣れている田んぼというのは、たぶん稲だけが水面から出ているだけの状態だと思いますが、これはほとんどが除草剤を使用しているから。除草剤を使用しない田んぼはかなり凄いことになります。

種と土と水があったら草は生えてくるので、田んぼも例外なく雑草だらけになります。数週間で稲があるのかわからないくらい。除草剤を使わない田んぼは何か対策をしていないと、雑草の種類は違ってもだいたいこんな感じなります。

こうならないためにも早めに除草を開始。田植えから1週間以内には初回を回りたい。

除草機で田植えと同じ要領で田んぼの中を回っていきます。雑草も小さいうちだと処理しやすいのですが、稲の苗も活着が悪いと一緒に抜けてしまうのでなかなかタイミングが難しい。

苗を踏まないようにと思っていても、Uターンする時にはどうしても踏むのでかなり気を使います。あといい具合に機械が揺れるので、よく眠くなります。

これくらい奇麗に埋め込んでも数日するとまた雑草は生えてくるので、稲が大きくなるまで何回か作業をします。稲が大きくなってしまうと田面には陽が差さなくなるので雑草も生長できない、という具合です。

これまでに米ぬか除草、くず大豆ペレット、緑肥、チェーン除草といろいろ試してきましたが、除草や抑草の方法は何種類もあるので、自分の田んぼに合った方法を選ぶというのが良いと思います。

 

 

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