暑いです。4月前半にもかかわらず、気温は25度以上。育苗用のビニールハウスの中はさらに暑いです。
ビニールハウスのビニールの厚さは0.1mmしかありませんが、閉め切ると一瞬で40度を超えます。プール育苗の場合は水を張ってあるので、空気とは違って水温はゆっくりと温度が上がるのでそれほど慌てることはないのですが、通常の畑育苗の場合はあっという間に苗が焼けてしまいます。
それでも外気と同じくらいには水温も上昇します。ここまでプールの温度が上がってしまうと夜間もシートは開けっぱなしです。
ほったらかしにしておいたビニールハウスの地面もこの暑さで草が伸び放題。
ということで草刈り機の登場。一年のうちで一番多く使用する機械だと思います。雑草は刈っても刈っても伸びてくるので、何のために草刈りをしているのかわからなくなる時もあります。でも、刈らないと邪魔なので刈っている、という感じです。
キレイになりました。この刈り終えた瞬間が一番好きですが、1ヶ月もすると元通りです。
植物は「水、光、栄養、空気」のいづれも必要なので、どれか1つでも遮断するとうまく生長できなくなります。防草シートはこのうち、光を遮って植物の成長を阻害するので雑草が生えません。ただ、防草シートも寿命があるので、傷んでくるとそこから雑草が頭を出してきます。
稲作でも田んぼに紙のシートを張りながら田植えをするという無農薬栽培の方法があります。田面を稲の生えているところ以外を遮光してしまうので、雑草が生えてこないということです。