大雨だから田んぼの様子を見に

9月に入り、秋の長雨の季節がやってきました。8月が天気が悪い日が多かったので、9月の天気が良いことを願っていたのですが、天気予報を見ると願いは叶いそうにありません。

昨晩からの大雨で、自宅前の深さ50cmの水路もすごい水量です。もうちょっとで道路に溢れそうなくらいです。

他の農家さんの収穫前のコシヒカリの田んぼです。きれいに倒れています。根元はしっかりしているみたいなので、肥料のやり過ぎで穂が重た過ぎるのだと思います。倒れた稲はクズ米が多くなり結局収量が減ってしまうので、肥料設計は本当に難しいです。

高山農園の田んぼの稲はなんとか立っていますが、今後の天気予報を見ると心配になります。あと10日ほどで刈れそうなのでもうちょっとだけ持ってほしいです。台風が発生しないことを願います。

田んぼの用水路はやっぱりこうなっていました。

先日、田んぼのあぜ道の雑草を刈って、用水路にたまった雑草のクズの後始末をしていなかったので、それが詰まって水が田んぼに溢れていました。収穫前の時期に田んぼに水が溜まるとまずいので、雨の中でも用水路の掃除です。

仕事で手を抜くと、結局後でツケが回ってきてしまいます・・・。

 

稲の収穫は基本的に一年に1回だけ。失敗はできないので、稲の管理は稲刈りまでしっかりとやりたいという気持ちがあります。台風が来ると田んぼに水が溜まっていないか、稲が倒れていないか、用水路から水が流入していないかなど心配になります。近年ではイノシシやシカによる害も増えており、収穫前になると毎日のように田んぼの見回りをするのは農家にとっては日課のようなものなので、「大雨だから田んぼの様子を見にいく」ということが特別なことではなく、大雨が降らなくても農地の見回りをするというのが当たり前のことなのです。

 

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