草は自然の力で抑える
農薬や化学肥料をを使わないような栽培を続けていると、土と水しかなかった田んぼがどんどんにぎやかになってきます。無農薬の田んぼでしか見られない生き物や現象もあります。
まずは農薬で抑え込んできた雑草や病気、害虫が増えてきますが、それと同時に害を取り除く生態系も増えるようになります。
たとえば、除草剤を使わなければ雑草が生えてくるのですが、雑草が生えにくいような活動をする微生物や生き物も増えるようになります。機械的に雑草を取り除くこともできますが、こういった有益な生き物を増やす取り組みをすることでも農薬に頼らない栽培が可能になってきます。