発酵肥料づくり

平成29年も1ヶ月が過ぎ、2月になりました。この時期は作業に余裕があるので、今のうちに秋に施用する米ぬかを使った発酵資材を作っておきます。

作り方はとっても簡単で、以前に作ったぼかしと新しい米ぬかを混ぜ、水を加えて混ぜるだけです。一晩もすれば発酵が始まります。ボカシと米ぬかと水の比率は(ボカシ:米ぬか:水=1:1:0.5~0.8)ぐらいです。水が多くても少なくても発酵しにくいので、この辺りは経験です。

好気性発酵なので温度もどんどん上がり、この寒い時期でも約55度ぐらいになります。毎日毎日少しづつ米ぬかと水を足していって、混ぜるのがたいへんになるくらいの量になったら広げて乾かして保管しておきます。

モミ殻などを混ぜるとフワフワになって混ぜやすいですが、納豆菌が増えるのでちょっと納豆臭くなります。

米ぬかと水だけで手を入れることができないくらい熱くなります。微生物の力の凄さを実感します。水を入れると発熱するオーガニック懐炉みたいなものができないでしょうか。

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