1月も中旬を過ぎましたが、2019年の冬はまったくと言っていいほど雪が降りません。今年はどうなってしまうのでしょうか。
毎年ならあたり一面 雪で真っ白になる時期なのですが、今年は雨ばっかりで雪が降りません。気温が例年よりも5度くらい高いみたいで、暖かいと感じる日もあります。これだけ降らない年というのは初めてです。
逆に雪が降らないと屋外作業ができるので、最近はビニールハウスの移設作業をしています。外作業というと例年なら除雪ぐらいしかやることがないのですが、今年は別の農作業もできるので、雪が積もらない地域がやはり羨ましくなります。
毎年田んぼの栽培面積が増えるので、苗を作る場所も増やさないと間に合いません。近年は苗を作らず田んぼに直接種をまく手法が増えてきていますが、私たちの地域のような重粘土質の田んぼだとなかなか安定して生え揃わず、”失敗した”という話を良く聞きます。そのため、昔ながらの苗を育ててそれを田んぼに植え替える”移植”という方法を続けています。
今年の栽培面積は東京ドーム約6個分。毎年1個分ぐらいづつ増えていますが、そろそろ今の人員、施設、機械では足らなくなりそうです。