草刈り開始

農業というと作物や草花の世話というのが主な仕事と思われていますが、まったく違い、植物は人間が相手をしなくても勝手に育ちます。むしろ、作物以外の相手をしている時間の方が圧倒的に多いです。その1つが”雑草対策”です。

土に雑草の種子が落ちていて、気温が高くて水分があると当たり前のように雑草が生えてきます。雑草が生えないというのが異常と思えるくらい、農業をしていると実感します。

稲作の場合、田んぼの周りの畦道と田んぼの中の雑草の対策が主な仕事です。4月中旬にもなるとあぜ道にも勢いよく雑草が生えてきます。なぜ雑草を刈るかというと、「日当たりが悪くなる、病害虫の巣になる、人間が歩くのに邪魔になる、景観が悪くなる」などがあります。

刈払機。いわゆる草刈り機で、田んぼの仕事で一番使う機械だと思います。除草剤を使わない場合は、ほとんどこの機械で田んぼの周囲を歩きながら草を刈っていきます。

すっきりしました。が、1ヶ月もするとまた元通りになります。田植えから稲刈りまで、ひたすら草刈りを繰りかえすのが農業の主な仕事です。

 

 

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