田植えも残り半分になりました

忙しい日が続いています。6月になり、もうほとんどの農家さんが田植えを終えて、後始末も終わった頃ですが、高山農園の田植えはまだ半分残っています。

この時期の作業は、ひたすら(種まき~田植え)を繰り返します。この苗はビニールハウスの外で育てた苗。日数はかかりましたが、なかなか良い苗が育ちます。

ビニールハウスの中でプール育苗をするとシートをずっと開けっ放しにしていても徒長してしまうのですが、外だと温水プールみたいになってしまっても思ったほど徒長せず、4葉の硬い苗を育てることができました。これは良い経験でした。ただ、田植えの前日に雨が降ると苗箱がものすごく重たくなります。

雨の中の田植え。数年ぶりに雨の中で合羽を着て作業をしました。気分的に良いものではありませんが、毎日の作業スケジュールを合わせるために仕方なく・・・という感じです。暑くないのだけは良かったです。

今年最後の播種もようやく終わりました。この時期の苗は、播種をして加温せずそのままビニールハウスに並べます。水分保持のためのシートをかけておくと、3日もすれば自然と土から芽が出てきます。徒長抑制のためで、鞘葉も1cm以下のなるべく短い苗を目指します。

コウノトリ情報。先週末、残念なことに卵をカラスに取られてしまい、コウノトリはどこかに飛び立って行ってしまいました。最初の予想通りの結果になってしまいました。割れた卵の状態から有精卵みたいだということで本当に残念でなりません。

ただ、人口巣塔に巣を作り、卵を産んで生まれる直前までいけたということで実績は残せたと思います。今年は今回巣をつくった2羽以外にも別に3羽が飛来しており、コウノトリが頻繁に訪れるようにもなってきました。また来年以降を期待し、高山農園ではこれからも自然にも私たちにも優しいお米作りを続けていきたいと思っています。

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