追肥と溝切り

福井でも今までにないくらいの暑い夏が続いています。例年だと7月の20日前後まで梅雨が続くのですが、今年は2週間も早く開けてしまったので屋外での農作業もかなり大変です。

日中は基本的に農作業をする人はほとんど誰もいません。見かけるのは大口の農家さんくらいです。あまり長時間作業をしていると日差しと湿度で気分が悪くなります。田んぼの水がどんどん稲に吸い上げられて空気中に発散するため、田んぼ周辺はものすごく湿度が高いです。

これだけ暑いと稲も弱るので、自身の体調管理のため養分をどんどん使ってしまいます。なので、今年は少し多めの追肥を心がけています。

この時期の追肥作業はたいへんなので、少しでも楽に作用をしようということで田んぼ内の除草で使った管理機を使いました。

動力散布機を管理機の後ろに乗せて、田んぼの中を回りながら散布しました。この重たい機械を背負わなくて良いのと、畦道を歩かなくて良いのと、肥料が無くなったら入れに戻らなくて良いので、だいぶん楽に作業ができます。

一人が管理機を運転して、もう一人が追肥の作業をします。今の時代の農業は少人数でたくさんの仕事をこなさないといけないので、多少コストがかかってでも”作業の省力化”を考えることはとても重要なことだと思います。体を壊してしまってはどうにもなりません。

ついでに田んぼの水を落として、太いタイヤで溝をつけていきます。この溝が割と重要で、これから収穫するまではこの溝を水路にして入水・排水をするようになります。溝を掘っておかないと田んぼが乾かず、稲刈り時に大変な思いをすることになります。

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